西武線 廃線、廃駅めぐり~東国分寺駅

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今回探訪するのは多摩湖線国分寺駅-一橋学園駅間の現在の「連雀通り(都道134号線)」と
交わる多摩湖線国分寺第5踏切に戦前に在った駅、東国分寺駅です。

歴史
1928年(昭和3年)4月 多摩湖鉄道 国分寺駅 - 萩山駅間 (国分寺、桜堤、小平学園、青梅街道、萩山) 開業
1933年(昭和8年)4月東国分寺駅開業。
1936年(昭和11年)6月北に75メートル移設し交換駅化。
1940年(昭和15年)3月多摩湖鉄道が武蔵野鉄道へ合併。
1945年(昭和20年)2月休止。
1945年(昭和20年)9月武蔵野鉄道が西武鉄道(初代)と併合し西武農業鉄道
1946年(昭和21年)11月西武農業鉄道が西武鉄道(現在)に改称。
1954年(昭和29年)10月休止のまま廃駅。

・1947年航空写真
開業当初は構内1線であった。(緑円)
1936年(昭和11年)に列車増発に対応するため交換設備を設けるため、
北へ75m移転して構内2線の交換駅となった。(赤円)
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多摩湖線(南線)のほとんどが道路と平行して敷設されている。
航空写真から読み解くと開業当初の駅は隣に小学校があるため拡幅ができなかった。
そのため道路を挟んだ北側へ駅が出来たのではないかと思われる。

・(多摩湖線)国分寺第五踏切南側、旧駅舎跡
平行している道路整備の際に削られ跡はありません。
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・1974年航空写真
戦争末期に1945年(昭和20年)に休止、戦後にそのまま廃駅となった。
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・(多摩湖線)国分寺第五踏切北側、駅舎跡
近年まで駅舎あとの敷地は存在していて平行する直線な道路にこぶの様にはみ出した駅敷地が
あって交互通行が難しく交通渋滞のネックとなっていた。(網掛け部分)
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現在は整備され玉川上水まで並行する直線道路となったがバス停の待避部分に名残があります。
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<備考・1>多摩湖線予備知識
多摩湖線の廃駅探訪にするのにこの2点がキーワードとなります。
・多摩湖線(南線)のほとんどが道路と平行して敷設されている。
・開業から戦後しばらく小型車両で運行(路面電車)されていた。
 そのためホームは小さい
[参考写真]
2012年6月10日
「電車フェスタ2012 in 武蔵丘車両検修場」で公開され写真
多摩湖線で使われていた車両の一部
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<備考・2>戦中に休止になり戦後廃駅となった駅
武蔵野線(現在の池袋線)・上り屋敷駅、東所沢駅、天覧山駅
山口線(現在の狭山線)・山口貯水池駅(上山口駅)、下山口駅(後に復活)
村山線(現在の新宿線)・西鷺ノ宮駅
多摩湖線・東国分寺駅、桜堤駅、厚生村駅