西武線 廃線、廃駅めぐり~高麗駅(三菱セメント貨物専用駅)

今回は西武池袋線 高麗駅の貨物駅(三菱セメント貨物専用駅)を探訪します。
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高麗駅はかつて駅構内にセメント貨物列車が東横瀬駅積んできたセメントを下すための基地が設けられていました。

現在は貯蔵設備の建物が残っています。

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歴史
1969年(昭和44年)10月14日 高麗駅の貨物取扱開始(三菱セメント専用線)

     東横瀬~高麗間のセメント輸送は、1日2~3往復されていた。

1996年(平成8年) 3月28日 貨物輸送終了

補足
戦前・戦中の東京都市部での糞尿処理は東京湾に海中投棄されていた。
戦争の激化とともにガソリンが統制され輸送が稼動しなくなってしまった。
窮地に追い込まれた東京都は、鉄道によって区部の糞尿を郊外の農村地帯に輸送して肥料として活用することを計画します。

1944年(昭和19)4月 東京都はこの計画を実現するために運輸通信省(旧鉄道省)をはじめ、各私鉄に協力を要請しますが、さまざまな理由をつけて断られ、最終的に協力を買って出たのは西武鉄道(旧西武鉄道=村山線・川越線)と武蔵野鉄道(のちの池袋線)、東武鉄道の3社のみでした。東京都の窮地に手を差し伸べた。

戦時中の1944年(昭和19)6月から糞尿輸送を開始し、武蔵野鉄道では長江(東長崎-江古田間)に積込場を清瀬、狭山ヶ丘、高麗の各駅に貯溜槽を設置された。

1951(昭和26)年頃には糞尿列車は運転されなくなっていたようです

1953(昭和28)年3月末東京都との輸送契約切れとなった。

そのため高麗駅には貯溜槽が在ったため駅に広いスペースがあった。その跡地を利用して三菱セメント貨物専用駅が設置されたと思われます。

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高麗第一踏切からの様子

駅構内 現在 上り、下り、待避線(切り回し線として使われていた)の三本のレールが敷かれている。
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右側に積み下ろしの線路跡のスペースが残されている。
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高麗第一踏から東飯能方面 左側にE851形電気機関車が入れるスペースの退避線が残されている。
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高麗第二踏切からの様子
駅構内
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高麗第二踏切から武蔵横手駅方面こちらもE851形電気機関車が入れるスペースの退避線が残されている。
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高麗第二踏切は線路撤去に伴い幅を短縮したために移動されている。
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草むらの中に踏切機の土台のコンクリートが残されている。
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セメント貯蔵設備跡
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